アニメーションの使い方を考える

あなたはパワーポイントのアニメーション機能を使っていますか?

 

実は、パワーポイントにはとても充実した「画面切り替え」や「個別アニメーション」があります。

 

これらを駆使すると、ちょっとした動画を、動画編集ソフトなしで作れるくらいの充実したアニメーションが入っているのです。

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こうした機能は確かに魅力的なアニメーションを簡単につくれる事から便利ではあるのですが、

 

使い方を一歩間違えると、”諸刃の剣”にもなりますので注意が必要です。

 

そう、アニメーションは、あくまで聴衆の理解を促進したり、感情を揺り動かしたりする上で「効果的である」という事が使う大前提となります。

 

これらの目的に、プラスに働かないどころか、マイナスになってしまう使い方も当然ありますので注意が必要です。

 

とても危険なのが、これらのアニメーション機能を「覚えたて」の人です。

 

どうしても、覚えたてのアニメーションで画面が動くと、「カッコいい!」と思ってしまうのが人情ですよね。

 

しかし、そうした作成者が作ったアニメーションは「うるさい」だけで聴衆からすると迷惑極まりないものになっている事がほとんどだと理解する必要があるでしょう。

 

 ここで、こうした「初心者の痛いミス」をしないための簡単な処方箋をいくつかご紹介したいと思います。

 

①画面切り替えは基本的に、「フェード」しか使わない

 

②画面内のアニメーションを使う目的は、「情報を小出しにして理解を促進する」ためだけに限定する

 

です。

 

シンプルですが、この2つを守れば、少なくとも、「アニメーション機能を覚えたての迷惑な人」になる事はありませんので、とても効果的だと思います。

 

①については、画面切り替えで動きのある「はやなか」に入っているものはもとより、他のプッシュやワイプなども使わないのが無難です。

 

これらを複数使い始めると、「適切にセンス良く」使えている人は問題ないのですが、そのようなレベルで使えている人というのはほとんどいないのが実情であり、複数使おうとした瞬間に難易度が上がるのです。

 

だから、「フェード」1種類に限定する事で、簡単にセンスの良いビジネスプレゼンが作れます。

 

どうしても「華やかな効果を使いたい!」という人は、9割のスライドをフェード1種類で貫いた上で、「ここはキメの場面!」というところで1種類だけ華やかな効果を使う事をオススメします。

 

②は情報を一度に出すよりも、小出しにする事で相手の理解を促進したり、メッセージを効果的に伝えたりする目的です。

 

例えば、前回のブログで作成したスライドですが、一度に全ての情報を出された状態を考えてみて下さい。下記のようになりますね。

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これでも、悪くはないのですが、これだといきなり結論が分かってしまうため、焦らし感や、前置き感を出したい時は小出しにした方が効果的かもしれませんね。

 

例えば、下記のようにプレゼンします。

 

「皆さんは、文章の目的、と聞いてどのような事を考えますか?」

「文章なのだから、情報を伝達する事、と考えた方もいらっしゃるのではないでしょうか?」

 

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「実は・・・これが大きな間違いなんですね」

「多くのプレゼン資料では、情報を伝達する目的で資料が作られています。これでは、お客様はあなたの商品やサービスを買ってはくれません」

 

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「では、何が必要なのか?」

「それが、感情を動かすという事なんです」

「人は感情が動いた時に、初めて行動をします。」

「つまり、あなたのプレゼン資料で書かれる文章も、情報の伝達ではなく、感情を動かす事、それを目的に作成しないといけないという事です」

 

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いかがでしょうか?

 

こうしてアニメーションを使って、情報を小出しにする事で、一度に情報を見せるよりも、とても分かり易く、また、メッセージが刺さりやすくなると思います。

 

これは、人間は一度にたくさんの情報を処理する事ができない。

 

からなんです。

 

多くの人はあまり意識していませんが、これはとても重要な事なので覚えておいて下さい。

 

今日は、効果的なアニメーションの使い方について考えてみました。

それではまた!

 

 

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