ぷれぜん仙人のブログ

〜言葉で人を動かす技術の探究〜

 
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アフターコロナでのキャリア戦略【続・『鬼滅の刃』考察】

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ぷれぜん仙人です、

 

徐々にシリーズ化?してきていますが、

 

今回も大ヒット中の『鬼滅の刃

の考察をしてみたいと思います。

 

鬼滅の刃を読んでいて

もう1つ、気づいたことがあります。

 

この漫画は、これまでの漫画の

 

”あるパラダイム”に

大きな変革を持ち込んでいます。

 

それは、、、

 

======================

    バトルは1対1のタイマンが基本!

======================

 

を「否定」したことです。

 

これまでの漫画、アニメは、

 

古くは、

ウルトラマン、北斗のケン、ドラゴンボール、、、

 

最近のものでも、

 

ワンピースとかなんでも、

 

「バトルは主人公 vs ボスの1対1で行われる」

 という暗黙のルールがありました。

 

例えば、ドラゴンボールでは

 

フリーザや、セルなどに対して

地球連合軍」が戦いを挑むという点では

 

チーム戦と言えなくもないのですが、

 

クリリンとか、すぐに「離脱する」

戦力外のメンバーが多く、

 

最終的には、悟空が一人で頑張る!

みたいな感じです。

 

しかし、

 

鬼滅の刃においては、

そのルールは適用されません。

 

「誰か1人」が一生懸命戦う、

というよりも 

 

斬っても斬ってもすぐに再生する、

しかも能力・性能が比較にならない

 

圧倒的な戦力を持った「鬼」に対して

「チーム戦」で挑むのが基本です。

 

見ようによっては、「卑怯」とも

とれなくもない気がしますが、、、

 

鬼滅の刃の世界においては、

一人の鬼に対してチームで戦う、

というのが基本です。

 

上弦の鬼との戦いにおいては、

完全にチーム戦です。

 

そして、

 

ラスボス?である無惨に対しては

生き残っている柱全員、

 

鬼殺隊の「総力戦」で

よってたかって攻撃します。

 

実際、最近のジャンプでも

無惨のセリフで、

 

「鬼狩りという組織が数珠つなぎとなって

 それ自体がひとつの生き物のように

 私を絡め取らんとしている」

 

という言葉があります。

 

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今週の最新号においては、

 

炭治郎、伊之助、善逸に加え、柱4人も再度参戦して

7対1という完全な総力戦に突入しています。

 

ワンフォーオール!

オールフォーワン!

 

という感じで、自分の生命を犠牲にしてでも

チームのために戦い、一つの目的に向かっていく

戦い方です。

 

これは私のようなタイプの人間には

大きな気づきを与えてくれます。

 

(当たり前かもしれませんが)

 

======================

 「ああ、一人で戦わなくて良いんだ・・・」

======================

 

という気づきです。

 

昨日の記事にも書いたのですが

「人に頼る力」というのはすごく大切です。

 

presen-sen-nin.hatenablog.com

 

人に頼れる人は、頼れない人に比べて

圧倒的に有利だと思います。

 

 

今の時代は「個の時代」と言われています。

 

これから、

 

どんどん「組織」という垣根が

取っ払われていき

 

・副業/複業は当たり前

フリーランスとして働く人が激増

・「会社員」という価値観の崩壊

 

という時代になっていくと、

 

もう何年も前から多くのオピニオンリーダー

「予言」してきました。

 

ここ最近の記事でも書いているように、

私は今回のコロナがキッカケで「この動き」が

加速していくと思っています。

 

実際、

 

アメリカでは日本よりだいぶ早くこの

動きが加速して広まってきており、

 

2020年現在、約半分の人が

フリーランサー」として働いています。

 

ここで、重要なのが「一人で頑張ろう!」

となった瞬間に

 

 ============================ 

 私たちは極めて無力だということです

============================ 

 

どんなに優秀で、天才で、仕事ができる人でも、

何から何まで全部一人でやる!

 

というのは、明らかに非効率です。

 

自分なら10時間やっても、20時間やっても

大したパフォーマンスを発揮できない仕事を

 

「鼻歌まじりで5分で仕上げる」

 

人が世の中にはいます。

 

だったら、

 

その仕事は「お願いします!」

と任せてしまった方が絶対に良いです。

 

私はサラリーマンから独立して、

「ああ、これからは1人で仕事をしていくんだな」

 

と最初思っていましたが、それは間違っていました。

 

「個の時代」 

 

はこれまでの「組織の時代」から。

急速に「個」にスポットライトが当たってきます。

 

しかし、

 

それは個人が個人のままひとりポツンと戦っていく時代か?

というと、それは違う気がします。

 

それぞれの個人が「自分らしい才能」を磨いた上で、

「チーム戦」で様々なプロジェクトを組みながら戦っていく、

 

そんな時代になっていくと思います。

 

鬼滅の刃がすごくヒットしている、これはこの時代の

新しい価値観、パラダイムを提示しているように

も見えてきます。

 

強大な敵(プロジェクト、課題、仕事)

に対して、私たちは「チーム戦」で戦って良い、

 

ということです。

 

YouTuberなんかでも、有力なYouTuberがコラボして

面白い動画を作るような動きがどんどん出てきています。

 

昨今のコロナでこれまでリアルでやっていたものでも、

今後「オンライン・コンテンツ」がどんどん増えていくと

思いますが、

 

その時に重要なのが「1人で戦おうとしない」

ということだと思います。

 

1人で戦ってもうまくいかないことでも、

チームを組んでお互いの強みを活かしたり

お互いの弱みを補い合うことで

 

めちゃくちゃうまくいく、

 

ということが出てくると思います。

 

ここで重要なのが、

 

============================ 

 あなたらしい、強みはなんですか?

============================ 

 

という質問です。

 

個の時代においては、様々な人が自分らしい

個性、才能を磨いてプロジェクトに加わって

いく時代です。

 

そこで、

 

そのチームに自分が貢献できる強み

を提供して貢献できないと、

 

「チーム」に加わることができないからです。

 

これまでの組織の時代においては、

その組織の中でずっと長く働くことが

 

当たり前の価値観でした。

 

終身雇用が前提であり、その組織の中で

うまく立ち回っていくためのスキルを

磨いて「歯車」になることが重要でした。

 

しかし、

 

これからの時代はもう、

そういう固定的な組織はどんどん希薄になります。

 

組織は流動的であり、仕事はプロジェクトベース

というものが増えていきます。

 

 

そこでプロジェクトに「お呼びがかかるか?」

ということが重要なポイントであり、

 

かつ、

 

色々な個の人と流動的なプロジェクトを

組みながら仕事を回していける

 

「対人関係能力」を磨いていくことが

重要だと思っています。 

 

おそらく、この動き始めてしまった動きは

もう不可逆的です。

 

この流れを否定していてもあまり良いことは

ないと思っています。

 

「個の時代のキャリア戦略」は、

 

======================

・プロジェクトに貢献できる自分らしい才能を磨く

・それを活かしてプロジェクトに参画していく

======================

 

それがすごく重要な「生き方」になっていくのでは?

と思いました。

 

鬼滅の刃は、こうした新しい時代の生き方を

暗示しているようにも思えます。

 

今日は以上になります。

 

ぷれぜん仙人

 

presen-sen-nin.hatenablog.com

 

鬼滅の刃関連の記事はこちらです!

presen-sen-nin.hatenablog.com

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